親権と監護権

親権
父母の養育者としての権利義務の総称。
具体的には、身上監護権、居所指定権、懲戒権、職業許可権、財産管理権、一定の身分上の行為についての代理権、がある。


監護権
親権の一部であり、子を現実に養育する権限。
親権者とは別に定めることができる。
子どもと生活を共にする権限であり、一般的な親権のイメージはこの監護権になる。

引用・参考文献:富永忠祐(2008)『子の監護をめぐる法律事務』新日本法規


※別居状態で一方の親に実質上の監護権がある場合、現状尊重の原則からその監護者が親権で有利になる。

  • 最終更新:2012-12-31 21:27:45

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